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1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材

1. 位置付けと用途

1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材は液状シリコーンゴムに分類され、縮合反応により室温でゴム状に硬化します。液状シリコーンゴムには付加型、UV硬化型などがあり、粘度、流動性、特性、硬化条件などにより用途が分かれています。

2. 利点
○室温でゴム状になります‥‥‥加熱などの操作なしで、室温で空気中の湿気で硬化してゴム状になります。
○取扱いが簡単です‥‥‥‥‥・容器から押出すだけで使用でき、一般には治具や装置を必要としません。
○接着性に優れています‥‥‥・金属、プラスチックなど多くの材料にプライマーなしで接着します。
○耐熱耐寒性に優れています・‥-55〜+200℃の広い温度範囲で、ゴム弾性、接着性を維持します。
○電気特性に優れています‥‥・厳しい環境のもとでも、優れた電気特性を維持します。
○耐候性に優れています‥‥‥・耐紫外線性、耐オゾン性、耐水性などに優れていますので、屋外における使用でもほとんど劣化しません。
○優れた機能を備えています‥・前記のシリコーン本来の特性のほかに、難燃性、導電性、放熱特性などの機能を備えた製品ラインを用意していますので、幅広い用途に対応できます。

3.硬化機構の長所・短所
1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材には、硬化時に副生する化合物により、アルコール型、オキシム型、酢酸型の3種類があります。

硬化機構

長所

短所

接着性

腐食性

保存安定性

乾燥速度

アルコ│ル型

速乾性TSE39X

刺激臭なし、速乾性、腐食性なし

 

遅乾性TSE385

刺激臭なし、腐食性なし

硬化遅い

オキシム型TSE38X

刺激臭なし

銅系金属の腐食、ポリカーボネートに対するソルベントクラック

酢酸型TSE37X

高強度、高接着力、透明性良好、速乾性

酢酸による刺激臭、金属・石材の腐食

◎:非常に良好、○:良好、X:悪い

4.流動性と用途
1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材の用途は、接着、コーティング、ポッティング用などに大別されます。これらの用途は粘度・流動性に大きく依存しています。
非流動性:コイル、コンデンサなどの電子部品の固定、接着、絶縁シール
高粘度流動性:基板のコーティング、部品固定、接着シール
低粘度流動性:部品のポッティング、基板コーティング
溶剤タイプ:基板コーティング、電球コーティング

5.硬化速度
1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材は、空気中の湿気と反応しながら硬化します。その反応は温度および、とくに湿度が高くなれば促進されます。また硬化は表面から起こり、内部の硬化には時間がかかります。その速度は硬化機構、や粘度などに依存します。
25℃、50%RHの条件下で、一般に表面が乾燥して付着しなくなるまでに10〜60分を要し、次の工程の操作ができるようになり、5〜15時間程度である程度の接着力が発現し、動かすことができるようになります。しかし完全なゴム状弾性体を得るには1〜3日程度の養生が必要であり、電気特性まで含めた特性を発揮するまでには7日間必要です。硬化の速いTSE392の温度・湿度による硬化速度を図1に、硬化日数とゴム物性を図2に例示します。

6.接着性
○接着発現
接着力の発現は打設後2〜10時間経過後徐々に得られ、ある程度の強度に達するまでには3日程度、完全に定常状態に至るまでに約7日間かかります。TSE392の接着力発現を図3、測定方法を図4に示します。
○各種材料との接着性
1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材 は、金属、ガラス、プラスチックなどに優れた接着性を示しますが、材質、種類、表面処理によっては接着しないこともあります。前処理剤としてプライマーを使用することにより接着性を向上させることができます。

プライマー品名

適用

ME121

ガラス、金属類

ME123

プラスチック類

YP9341

プラスチック類(アクリルなど)

XP80−A5363

ポリプロピレン、ポリエチレンなど

プライマー使用方法
1) 被着体の洗浄 被着体表面が十分乾燥していることを確認してください。ほこりや油分は、溶剤、洗浄剤などで完全に取り除いてください。その後洗浄剤が残らないように完全に乾燥してください。
2) 風乾 プライマー塗布後30分以上風乾させてください。風乾時は、ほこりや水が付着しないようまた指で触れたりしないよう注意してください。
注意
*プライマーは、引火性ですから火気には十分注意し、また塗布作業は換気のよいところで行ってください。
*必要量だけ別の容器にとり、残りは密栓し冷暗所に保管してください。水分が混入するとプライマーの性能
が低下するため注意してください。

7.耐熱性
一般のシリコーンゴムは、通常180℃ぐらいまでの耐熱性を示し、1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材も同様です。耐熱性を向上させたTSE3826、TSE3877、TSE3976などは200℃でも耐えることができます。UL746の温度指数200℃取得品もあります。

8.難燃性
1成分室温硬化型シリコーン接着・シール材は、通常UL94 HBの難燃性を有しています。難燃性を向上し、UL94 V−0認定品もあります。

9.接点不良
電気電子部品などでリレー、モータなど接点の近くで、密閉使用の場合、低分子シロキサンによる接点不良が発生することがあります。このような用途には低分子シロキサン低減品を使用してください。

10.使用・保管上の注意
○取扱い時には保護眼鏡および必要に応じて保護手袋を使用してください。
○局所排気装置を運転し、換気をよくして作業してください。
○直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所に保管してください。
○子供の手の届かない所に保管してください。

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